INTERVIEW
世界のここにしかないワザとカルチャーを学ぶ

4年間、経営者を目指してしっかり勉強できました。
日本でネパール料理のレストランを開くことが夢です。

ニランジャン カナル さん

ニランジャン カナルさん NIRANJAN KHANAL


ネパール出身 30歳 芝パークホテル 勤務

早稲田文理専門学校
ビジネスカレッジビジネス起業経営学科
2019年卒業
大学生時代にホテルでアルバイトをしており、日本人宿泊客から日本の接客法を聞いて、レベルが高いと感じて、日本で学ぼうと考えた。大学卒業後に来日し、日本語学校に1年半通った後、早稲田文理専門学校に入学。起業や経営について4年間学んだ。現在は、芝パークホテルでフロント業務を担当している。

ネパールにいるときから将来は起業したいと思っていました。日本は、アジアの中で進んだ技術と文化を持っています。ネパールのホテルで日本人客から日本での接客法を聞き、そうした技術や文化についても知りたいと考え、日本で学ぶことを決めました。

物価などが高い東京よりも地方都市の方が留学費用を抑えられるため、最初は長崎の日本語学校に入学しました。その日本語学校で、早稲田文理専門学校の説明会があり、私が勉強したい起業や経営に関する学科があることを知りました。

入学を希望すると、その日のうちに筆記試験と面接を受けて合格。私が入学したビジネス起業経営学科は、4年制で簿記やマーケティング、英語など幅広い分野について学ぶことができます。勉学はもちろん生活面でも、先生や職員から丁寧な指導や支援を得ることができました。特に私が力を入れて勉強したのは、ホテルビジネスの授業。ホテルビジネス実務検定に合格し、現在の仕事にも役立っています。この学科を卒業すると高度専門士の称号を与えられるので、就職でも有利になったに違いありません。

芝パークホテル入社後は、1年間の研修期間で宿泊部門と料飲部門を半年ずつ経験し、現在は本配属先のフロントで働いています。主な業務内容は、チェックイン・アウトやお客様へのご案内です。欧米からのお客様が多く、業務はほとんど英語で行います。お客様のさまざまなご要望に対してなるべく「できません」と言わないように対応することを心掛けています。今後も働きながら資金を蓄え、いずれは日本でネパールの伝統料理のレストランを開業したいと思っています。