幼児教育・保育
子どもの成長を見守り、地域の活性化にも貢献
学んだ基本を大事にしながら、子どもたちが憧れるような保育士になりたい。
吉浦 風子さん YOSHIURA FUKO
東京福祉専門学校 こども保育科 2014年卒業■千葉県/東京学館浦和高等学校出身
中学校のときの職場体験で保育園を訪問したことがきっかけで、保育士を志すことに。現在は社会福祉法人えどがわ清新おひさま保育園勤務。
取得資格:保育士を目指そうと思ったのは中学の時。職場体験で保育園に行ったときに、子どもと遊ぶことが純粋に楽しくて、子どもと関わることを仕事にしたいと思いました。東京福祉専門学校で学びたいと思った理由は、子どもとふれあう学内実習がとても充実していて、毎週学内で子どもとふれあうことができるカリキュラムに惹かれたからです。学内実習の場である「こども教室」には、毎週金曜日にたくさんの子どもたちがやってきます。「子育てひろば」「どれみきっず」「こどもアトリエ」「障害児ひろば」の4つの中から自分が参加したい教室を選んで、子どもたちと関わることができるのですが、私は障害を持っている子どものことをきちんと理解したいと思い、「障害児ひろば」を選択しました。子どもたちと実際にふれあってみて、その経験からいろいろなことを学びました。今働いている保育園の中にも、発達に課題を抱えている子どももいますが、自信を持って接することができるのは学校で学んだおかげだと感じています。
現在は、社会福祉法人えどがわ清新おひさま保育園というところで、クラス担任として働いています。昨年は3歳児の担任をしていて、今年は持ちあがりで4歳児クラスの担任をしているのですが、3歳児のときには自分中心の行動が目立っていた子が、4歳児になって友達と協力する気持ちが芽生えてきました。そんなふうに子どもたちの成長を日々実感できることにやりがいを感じます。これからも子ども一人ひとりの生活習慣を丁寧に見ること、保護者や同僚との連絡を密にすることを心がけ、学生時代に学んだあいさつや生活態度など、基本もしっかりと大事にしながら、子どもたちが憧れるような保育士を目指していきたいと思います。
学科COURSE
専門学校で学ぶなら…
学科 | 内容 |
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幼児保育科 / 幼稚園教諭養成科 | 幼稚園教諭になるために必要な教育理論や、音楽・体育・図画工作などの実技を学ぶ。とくに幼稚園教諭の採用試験ではピアノの実技試験が必修のため、マンツーマンで教えてくれるところも。教育実習のウエイトも高い。最近では幼稚園教諭二種免許と保育士資格のダブル取得を目指す学校も増えている。 |
保育科 / 保育士養成科 | 保育士になるために必要な発達心理学・保育原理・音楽・図画工作など幅広い分野を学ぶ。なかでも、現場で子どもたちと触れ合う保育実習が大きなウエイトを占めている。保育士資格に加えて幼稚園教諭二種免許も同時取得できるカリキュラムを編成している学科も多い。 |
仕事JOB
たとえばこんな仕事が…
職種 | 内容 |
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幼稚園教諭 | 公私立の幼稚園や認定こども園で園児の心身の状態に目を配りながら、音楽・図画工作・運動などを指導する。 |
保育士 | 保育施設に勤務し、乳幼児の日常生活を通して健全な心身を育てるための支援を行うほか、保護者の保育相談にも応じる。 |
児童福祉施設指導員 | 養護施設や母子生活支援施設などの職員として、児童福祉施設で生活する子どもたちの成長を支援する。 |
学童保育指導員 | 地域の学童クラブや児童施設などで、子どもたちと遊んだり勉強の指導などをする。 |
ベビーシッター | 顧客の自宅を訪れ、遊びの相手・送迎・家事など、子どもの世話を行う。 |
資格LICENSE
役立つ資格や検定…
資格 | 内容 |
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幼稚園教諭/保育士 | 保育士は厚生労働省、幼稚園教諭は文部科学省管轄の国家資格。それぞれ養成施設に認定された専門学校を卒業すれば、保育士・幼稚園教諭二種の免許が取得できる(一種は大学卒)。近年は、認定こども園をはじめとして幼稚園と保育所両者の機能を併せ持つ施設も増えていて、幼稚園教諭免許と保育士資格の両方を持った人材を募集することが多くなっている。専門学校によって就職先の傾向は異なるので、学校を選ぶ際に就職実績などを検討するのが望ましい。 また、平成27年度から施行の子ども・子育て支援新制度における新たな「認定こども園制度」への円滑な移行・促進のため、平成31年度末まで、「幼稚園教諭免許」「保育士資格」のいずれかを持ち、指定の条件を満たしていれば、「保育教諭」の資格取得に必要な履修科目・試験科目が軽減される特例が設けられる。 |
資格の欄の見方
- 国家資格(国が法律に基づいて省庁の名前で与える資格)
- 業界団体などが独自の基準により実施する資格試験や検定試験
- 指定の専門学校を卒業すると同時に取得
- 指定の専門学校を卒業すると同時に受験資格を取得
- 専門学校を卒業、一定の実務経験を経て取得
- 指定の専門学校を卒業後、一定の実務経験を経て受験資格を取得
- 専門学校で資格試験のための教育を受ける