2019年春
内定を勝ち取った専門学校生にインタビュー

学校で学んだことが研修に役立ち、病院とのつながりが決め手となり、充実した就職活動にもなりました。

會田 愛美 さん

會田 愛美さん AIDA EMIRU


中央動物専門学校
動物看護研究科 3年
内定先:ベルモどうぶつ病院

求人の収集方法は?
動物病院のホームページと学校に来ている求人票を頻繁に見るように心がけました。求人票にはホームページだけではわからない給与などの情報も載っているので、とても参考になりました。1年次の夏休みから動物病院での研修(インターンシップ)が始まりますが、私はこの研修を就職活動だと考えました。研修して実際に「いいな」と感じた病院に就職したいと思ったからです。結果的に、研修でお世話になった病院から内定をいただくことができました。
就職活動を通じて感じたことはありますか?
私は「病院研修=就職試験の実技審査」という気持ちで臨みました。学校で習った臨床検査の技術や解剖学の知識が、研修でとても役に立ったので、「やっぱり学校での勉強は大切だな」と思いました。それでも現場で何をやるべきなのか、わからなくなることはありました。棒立ちにならないように、スタッフに「次は何をやればいいですか?」と積極的に聞くようにしました。
内定の決め手は何だと思いますか?
飼い主さんと動物を大切にする家庭的な病院で働きたいと思っていましたが、研修をさせてもらった病院のなかで、まさに自分の考えとピッタリのところがありました。研修後もアルバイトをさせてもらい、結果的に2年次の12月に内定をもらうことができました。ですから私の場合、「研修先の病院と長くつながりをつくれたこと」が、内定の決め手になりました。また、学校の実習で習ったことが役に立って、病院の先生から「細かいことまで気づくね」と褒めてもらいました。まじめに勉強したこと、それを現場で生かせたことも内定につながったと思います。
後輩へのアドバイスをお願いします。
まず、「理系を勉強する動物看護師はムリ」と思っている人がいたら、「高校の勉強とは違うので、動物が好きという気持ちがあれば大丈夫」と伝えたいです。また、動物看護師(動物看護師統一認定機構)の資格取得を考えている人は、1年次の夏休みから病院研修に行ったほうがいいと思います。保定(診療や治療の際に動物を抱くこと)と臨床検査は動物看護師には重要なので、しっかり勉強することをお勧めします。先輩から研修先を紹介してもらうこともできます。先輩との人間関係も内定につながると思ってください。