内定を勝ち取った専門学校生にインタビュー

できるだけ早めに行動を起こそうと考え、1年生の夏ごろから活動を始めました。まず学校に来ている求人情報を確認し、インターネットを使って、動物病院のホームページを見て研究しました。研修先の病院については、行きたい動物病院を自分で調べ、その後は学校の教員の方が動物病院に連絡をして、日程の調整をしてくれました。自分が魅かれた病院に実際に研修に行くことができました。

自分がどのような動物病院を求めているかということを、明確にしておく事が大事だと感じました。病院によって院内の雰囲気や、動物看護師の仕事の幅に違いがあると思います。就職するからには長く働きたいので、自分に合っている動物病院を探しました。学校で学んだ知識、技術は研修先でとても役に立ちました。日頃の勉強はとても大切だと改めて感じました。研修は学校でも体験できないことだったのでとても有意義でした。

内定先は1年生時に研修先としてお世話になった動物病院です。研修後も約半年間アルバイトをさせてもらいました。ここで働きたいと思いました。早い時期から動物病院とつながりを持つことができ、現場での経験ができたことが大きいと思います。研修中は棒立ちにならないように病院スタッフに「次は何をすればいいですか？」と聞くようにし、自分でできる掃除などは指示を受けなくても積極的に行うよう心掛けました。また、先輩スタッフとのコミュニケーションを図り、言われたことは些細なことでもメモを取っておくように心掛けました。

自分が何を重視するかを明確にしておくといいと思います。気になる病院があれば一度研修に行き、自分の考えと合うか確かめることも必要だと思います。就職活動中はうまくいかず不安になったりしますが、焦って決めるのではなく、「この動物病院で働きたい！」と、そう思える病院が見つかるような就職活動にしたほうがいいと思います。私も2年生になり、実習も増え勉強も難しくなっていきますが、日ごろからしっかりと勉強をして、頑張っていきたいと思います。